「TIME CHANGES」展にて行われるライブペイントのためのプロダクト制作日誌
最初企画時のイメージ。通常のペインティング用の壁を依頼されたが、それだけでは面白くない。と平面を折って変形するプロダクトを提案。 展開時の折れ線。 他に色々なカタチを考える。 Origamiについて色々調べていくうちにかなり奥の深い世界だという事が判明。 様々なパターンを試す。 トタンにて縮小モックアップを作成。 シャープでかっこ良いが、折る時に時間がかかるためライブ向きでは無い事が判明。 幾何学を使ったカタチを模索。 アルミで制作。加工しやすいが、切れやすい事が判明。 トタンをカットしてパーツに分けてみる。トタンはフラットに作りづらい。 分割する三角形の形状スタディ。絵を描くので、面の見やすさを優先する事に。 フラットな面から 様々な形に変形していく 「TIME CHANGES」のコンセプトにあわせて、 方向性は大体決定。 素材を変えて制作。 トタンと真鍮 裏返すと真鍮 塩ビ板。光沢がありしなり(復元力)がある。 表面が光沢があった方がよいというので、塩ビに決定。 モックアップの作成。裏面に貼る金属の面積、厚さのスタディ。 全面に貼ると折りにくい。 折った時に見える隙間のスタディ。 塩ビ板の面を取った方がきれい。白い面の隙間から真鍮の金がチラリの粋イズム。 ガムテだけでも試す。 ガムテだけだと、クニャクニャしてだらしない感じに。 強度と安定感を出すため、裏に真鍮のテープ+ガムテに落ち着く。 塩ビ板の面を取る。(45°でカット) 真鍮を貼って行く 自作真鍮テープ その上からガムテープを貼る。裏の仕上げは全面金属やパネルも検討したが、今回はプロダクトとしての完成度よりもストリートとしての"ラフさ"や気軽さを優先した。パネル表面に黒と白でペイントするため、裏面も黒と白のラインに。 白と黒と真鍮が美しい。このままでもいいなー パネルごとに梱包して。いざ西麻布へ。 会場で接合。 第一形態 ライブペイントの模様はこちら