Houses for installment sale@Shimoshinndenn
design:Sunao Koase(IZAP.labo)
分譲住宅案 狭い敷地、駐車場二台確保、建築費一棟千二百万という条件の中での提案。部材を節約するため二間角のブロックを積んで構成した。北側の敷地にも採光、通風を確保。四棟全体で"空き"をつくることによって狭い敷地にも広がりと流れをつくった。
このプロジェクトは、とある地方のハウスメーカーへの提案である。特に"建築"であることを目指している物ではない。一般のローコストな"商品"としての住宅である。一般的なユーザーは細かいディティールなどには興味がない。このような"商品"にはたいていの"建築家"は興味を示さないが、現状で"建築"などには関心のない一般的な"商品"をもとめているユーザーに対して、ローコスト=従来の工法、納まり、間取り(nLDK的な思考から抜け出すことはこの場合のユーザーは求めていない。)のままでどんな提案ができるのか?このような分譲住宅により都市は変わるのか?"建築"に対する意識は生まれるのか? 地方での特別ではない現状(ユーザーの意識を変えるという視点ではない。)の中でのケーススタディをおこなってみた。
《敷地》
《スタディモデル》
《立面》
《鳥瞰》
《1F plan》
《2F plan》